ピロリ菌診療

ピロリ菌感染診断から除菌治療まで。当クリニック院長は日本ヘリコバクター学会認定医としてピロリ菌診療を行っており、1994年から現在まで約3,000名の除菌治療に携わっています。また、2004年には「ピロリ菌薬剤耐性菌に対する新しい除菌療法の開発」で浜松市医療奨励賞を受賞しています。
1次、2次除菌でピロリ菌が消失しなかった方への3次除菌以降の治療(ただし、自費診療となります)もご相談に応じます。当クリニックではピロリ菌に関する各種感染診断(血液、尿、便、胃粘膜、呼気等)を行うことができ、様々な感染予防アドバイスも致します。

ピロリ菌とは…

ヘリコバクター・ピロリの略称で胃の中に住みついている細菌で胃がんの原因菌としてよく知られています。最近では鉄欠乏性貧血、慢性じんま疹、動脈硬化症など消化器以外の病気との関連も指摘され始めています。

2000年から胃潰瘍、十二指腸潰瘍、2010年からは胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、早期胃がんの内視鏡治療後の患者さんに対する除菌治療が保険適用となりました。さらに、2013年2月から内視鏡で慢性胃炎と診断され、ピロリ菌感染が証明された患者さんへの除菌治療が認められました。
ピロリ菌感染者は誰でも保険で除菌治療が受けられる時代となりましたが、除菌のタイミングを間違えると高率に除菌失敗を招き、除菌失敗の患者さんはさらに高率に薬剤耐性(同じ薬が効かなくなる)となります。
ピロリ菌診療は熟知した医師のもとで行われるべきと考えています。

ピロリ菌

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